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トラックポイントでスクロールできるようにする

andLinux の設定の最中でわかったことだが、ThinkPad の「中ボタン+トラックポイント」によるスクロールに対応していないアプリケーションでも、UltraNavi のドライバの設定ファイルに登録することで、スクロール動作させることができるようだ。

その設定ファイルは、X301 では
C:\Program Files\Apoint2K\tp4table.dat
になる。
このファイルの"Pass 0 rules"エントリに記述を追加することで、トラックポイントによるスクロールを有効にすることができる。
例えば Inkscape なら、

*,*,Inkscape.exe,*,*,*,WheelStd,0,9

という行を追加すればよい。
ホイールによるスクロールができるアプリなら、Inkscape.exe の部分をそのアプリ本体のファイル名に直せば、同様の記述でOKなようだ。

また、Firefox はデフォルトでトラックポイントによる縦スクロールに対応しているが、

*,*,firefox.exe,*,*,MozillaWindowClass,WheelVkey,0,9

の記述を加えると、縦スクロールに加えて横スクロールも可能になる。

ThinkPad X301 セットアップ・その2 --- andLinux をインストール

以前のエントリで、ノートPC上で Linux 環境を構築するには VMware を使うのが一番便利だと書いたが、現在では VMware を使わず(dual boot 構成にもせず)、andLinux を利用している。
VMware と Cygwin のいいとこ取りといった感じで、Windows のデスクトップ上で Linux アプリケーションが直接動作するという快適さは、一度味わってしまうともう手放せなくなる。
andLinux はインストールそのものは楽なのだが、インストール後の設定でややこしい部分がいろいろあるので、ここにまとめておく。

0. インストール
本家のサイトからインストーラをダウンロードしてきて実行するだけ。
xfce版とKDE版があるが、ディスクにもハードウェアのスペック的にも余裕があるのでKDE版を利用することにする。
インストール時の設定では、NTサービスとして windows 起動時に立ち上がるようにしておく。
インストール中に Windows 側に TAP-CoLinux という接続が作られるが、これのファイアウォールを切っておかないと andLinux からインターネットに接続できない。
適当な接続のプロパティを開き、「詳細設定」タブにある Windows ファイアウォールの「設定」ボタンをクリックすればファイアウォールの設定に進めるので、そこの詳細設定タブにある TAP-CoLinux のチェックをはずしておく。

1. IPアドレスの変更
Buffalo のルータを使っていると、andLinuxにデフォルトで設定されているIPアドレスと干渉を起こして機能しなくなってしまうので、どちらかのIPを変更する必要がある。
ルータのIPのほうを変更するのが手っ取り早いのだが、それができない場合は andLinux のほうのIPを変更しないといけない。
変更する必要があるIPは、

Windows の TAP-CoLinux 接続: 192.168.11.1 → 192.168.200.1
andLinux: 192.168.11.150 → 192.168.200.150

の二つ(変更後のアドレスは他とかぶってなければ何でもよい)。
TAP-CoLinux 接続のほうは、プロパティを開いて「インターネット プロトコル (TCP/IP)」のプロパティから変更する。
andLinux のほうは、ターミナルから /etc/network/interface を書き換える。
さらに、これらのIPを参照している設定ファイルの内容を書き換える。
Windows 側は、(andLinux のインストールフォルダ)\Xming\X0.hosts と、レジストリ(\\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\andLinux\Launcher\)の内容を、andLinux 側は /etc/profile を書き換える。

2. トラックポイントの設定
以上の設定で、タスクトレイ内のランチャから KDEアプリを起動し、Windows のデスクトップ上のウインドウとしてシームレスに利用できるようになるが、andLinux のウインドウだけ、中ボタン+トラックポイントによるスクロールが利かない。
これを利くようにするには、Windows側のトラックポイントの設定ファイルをいじくるだけでよい。
C:\Program Files\Apoint2K\tp4table.dat がその設定ファイル。
このファイルの"Pass 0 rules"というセクション内に

*,*,Xming.exe,*,*,*,WheelStd,0,9

と書き加える。
その後OSごと再起動するか、もしくは Apoint.exe というプロセスを終了・再起動すれば andLinux のウインドウでもトラックポイントでスクロールできるようになる。

ThinkPad X301 セットアップ

新しく手に入った ThinkPad X301 を仕事に使えるようにするまでの手順。

0. リカバリーディスクの作成。
XP ダウングレードなので、Vista のリカバリーディスクしか付属していない。
もしものときのために XP のリカバリーディスクを作成しておく。
ThinkVantage の「CreateRecovery Media」を起動し、「Product Recovery ディスクを作成する」をチェックして「OK」をクリック。
後は指示に従いメディアを焼いていく。
1枚目(Rescue and Recovery のスタートアップディスク)は CD-R で、2枚目(リカバリーディスク本体)は DVD-R で焼くと最適。

1. キーボードドライバの変更。
英語キーボードモデルの場合、IMEで日本語入力する際にキーマップが日本語キーボードのものになってしまう(Shift+2 で @ でなく " が出る等)。
デバイスマネージャからキーボードのドライバを変更することで修正できる。
出荷状態でドライバは英語キーボードのものになっているのだが、レジスタの値がうまく設定されてないせいで、上記の問題が起こるらしい。
一度ドライバを日本語キーボードのものに変えて再起動してから、再び英語キーボードのドライバに戻すことで、レジスタがうまく設定しなおされる。

2. CapsLkキーをCtrlキーにする。
レジストリを書き換えることで変更可能。
caps2ctrl.reg というファイルが有志により公開されているので、探して実行。

3. Shift+SPACE で IME のオン/オフ。
IMEの設定から、Microsoft IME スタンダードのプロパティを開き、「全般」タブの「設定」からキーバインドを設定する。
「キー設定」タブから Shift+SPACE に「IME-オン/オフ」を割り当てる。

4. アプリケーションのインストール
1) Firefox と Thunderbird
インストール後、既存のマシンからプロファイルをコピーしてきて使用。
プロファイルを選択するには、「ファイル名を指定して実行」から "firefox.exe -p" もしくは "thunderbird.exe -p"。
NewsFox のフィードがうまく移行できなかったので、歯車マークから OPMLをエクスポート→インポートで対処。
Google ツールバーのボタンもうまく移行できなかったので、新たに入れなおす。
ボタンギャラリーで「英辞郎」で検索すると、SPACE ALC 謹製の英辞郎検索ボタンがヒットするのでありがたく頂戴する。
他には Scholar, Gmail, カレンダーなど。

2) 7-Zip
近頃よく .7z の圧縮ファイルを見かけるようになってきたので、圧縮・解凍ソフトとして 7-Zip を使うことにする。
Google で "7-Zip" で検索すると最初に出てくる日本語版ダウンロードのサイトはなぜか死んでいるので、本家の英語サイトに行き Japanese のリンクをクリックしてからダウンロードに進めば、日本語版が手に入る。

3) Orchis
便利なランチャ。
インストール後、左上にポインタ移動で表示・Ctrl連打で表示に設定。
「特殊項目の追加」から「デスクトップ」、「コントロールパネル」、「ファイル名を指定して実行」、「終了オプションダイアログ」あたりを登録、あとはよく使うアプリとフォルダを登録。

この後、NFSクライアントとして SFU を、Linux環境として andLinux を入れる予定。

Firefox 3 とフレッツ接続ツール

Download Day 2008 ということで、早速 Firefox 3 をダウンロード&インストールしてみたのだが、職場では快適に動作するものの、自宅ではなぜか非常に重くて使い物にならない。
具体的には、新しいページを開こうとしても、ステータスバーに「***のアドレス解決をしています」と出たまま、ぜんぜん目的のページが開かない。

職場ではうまく動いているのだから自宅のネット環境が問題なはずで、いろいろ調べてみたら、フレッツの「IPv6リゾルバサービス」というのが原因とわかった。
これは「フレッツ・スクウェアv6」という大容量コンテンツを提供するサイトへの接続に必要なのだが、IPv6の設定を書き換えてしまうらしく、これが動いている状態だと、Firefox 3 のアドレス解決がとんでもなく遅くなる。
解決法は、スタートメニューからすべてのプログラム→FLET'S IPv6セットアップと進んで「FLET'S IPv6 セットアップツール」を起動し、ライセンスを読んで同意したあと、「IPv6 の設定を元に戻す」をチェックして「設定する」をクリックすればよい。

Windows XP 上の VMware 仮想マシンに Ubuntu 7.10 をインストール

Thinkpad T42 のハードディスク換装に伴い環境を一から構築しなおした。
実際行った作業は、まずハードディスクを3つのパーティションに分割し、
・最初のパーティションに Windows XP をインストール・・・(1)
・2番目のパーティションに Ubuntu 7.10 をインストール・・・(2)
さらに
・Windows XP 上の VMware に Ubuntu 7.10 をインストール・・・(3)
し、3番目のパーティションをすべてのOSで共有する。

ここでは(3)について記述する。
Ubuntu の場合、VMware 用のイメージが配布されているのでそれを使えばインストールの必要はないのだが、今回はあえてインストールCDからインストールしてみる。

VMware player しか手元にない場合は、仮想マシンを起動するための種となるイメージをどこかで入手するか Qemu などを用いて作成しなくてはならないが、VMware server があれば、仮想マシンをGUIで簡単に、かつ好きなように構成することができる。
(VMware server もフリーで手に入るが、player と異なり、メールアドレスを登録してアクティベーションコードを入手する必要がある。)

仮想マシンへのインストールは特に普通のインストールと変わるところはない。

インストール後、ゲストOSに VMware tools をインストールするが、これも VMware server を使っていれば、メニューから VMware tools のインストールを選べば自動的にインストールメディアが CD-ROM デバイスにマウントされるので、そこからtarボールを持ってきて展開・インストールすればよい。

その後、vmware-config-tools.pl を実行して各種設定を行うのだが、ゲストOSが Ubuntu 7.10 の場合、vmhgfs というモジュールのコンパイルに失敗する。
これがないとホストOSとのフォルダ共有ができないので非常に困る。
こちらを参考に、ソースに手を加えて再度コンパイルすると無事終了し、フォルダ共有も問題なく動作した。
(フォルダ共有のための vmx ファイルの設定についてはこちらのエントリを参照)

以上でインストールは終了。
ゲストOSで vmware-toolbox を走らせておけば、ホスト・ゲスト間でマウスのシームレスな移動が可能になったり、時計を同期してくれたりするが、マウスに関してだけなら、 apt で xserver-xorg-input-vmmouse というパッケージをインストールして、/etc/xorg.conf のマウスのドライバの部分を vmmouse と書き換えてやれば、シームレスにマウスを移動できる。

あと、仮想マシンの実行に関しては VMware server より player のほうが速いので、インストールが一通り終わったら server はアンインストールして player をインストールし、仮想マシンはそちらで走らせるほうがよい。
(両方同時にインストールしておくことはできない。)